貴重なランボルギーニ・アヴェンタドールSVクーペが競売へ!ディアブロSE30のボディカラーを採用し、走行距離は約100kmのほぼ新車…入札額は6,000万円に迫る勢いだ
個人的にアヴェンタドールシリーズで最も好みなのがSV
ランボルギーニが世界限定600台のみ販売したアヴェンタドールSV LP750-4クーペ(Lamborghini Aventador Super Veloce)。
オープントップのアヴェンタドールSVロードスターは更に100台少ない500台のみ販売された希少モデルですが、今回その中でも更に貴重なボディカラーにペイントされたアヴェンタドールSVが競売に出品されています。
今回出品されているモデルは、2017年式のアヴェンタドールSV P750-4クーペで(もう5年近く前のスーパーカーなのか…)、走行距離は僅か127kmと全く走られていない”ほぼ新車”となっています。
早速t特別なカラーにペイントされたアヴェンタドールSVをチェックしていきましょう。
ディアブロSE30からインスピレーションを受けたパープルカラーのアヴェンタドールSV
こちらが今回、海外オークションサイトBring A Trailerにて出品されているアヴェンタドールSVクーペ。
かなり個性的なカラーとインパクトのあるホワイトペイントの鍛造アルミホイールを装着した一台ですが、やはり一番注目すべきはパープル系のボディカラー。
これは1994年に登場した先々代V12リヤミドシップスーパーカーのディアブロSE30に採用されたパープルカラーをベースに塗装されていて、そのカラー名称はヴィオラSE30。
こちらがパープルカラーにペイントされてディアブロSE30のエクステリア。
当時ランボルギーニ創業30周年を記念した特別仕様車で、世界限定150台のみ製造され、更にそのうちの約20台ほどが特別にチューニングされてSE30イオタとして販売されました。
〇ディアブロSE30・・・排気量5.7L V型12気筒自然吸気エンジン(最高出力525ps/最大トルク581Nm)
〇ディアブロSE30イオタ・・・排気量5.7L V型12気筒自然吸気エンジン(最高出力590ps/最大トルクNm)
カメムシをモチーフにしたノーズとアグレッシブなフロントマスクとの相性も抜群
改めてヴィオラSE30のアヴェンタドールSVを見ていきましょう。
出品元はカナダのランボルギーニディーラーでワンオーナーとのこと。
メタリック系のパープルカラーなのでしょうか…スポーティでありながらも上品な色あいで、ドライカーボンブラックのエアインテークとの相性も良くメリハリのついたフロントマスクに。
カメムシの形をモチーフにしたフロントノーズは攻撃力が高そうで、しかしこうした攻撃的な顔つきこそランボルギーニらしい個性の一つ(エンジンフードもカメムシをモチーフにしている模様)。
シザードアはアヴェンタドールから少し仕様変更している
ドア開閉はもちろん、カウンタック(Countach)から伝統を受け継いでいるシザードア。
ただ、カウンタック/ディアブロ/ムルシエラゴのように垂直にオープンするのではなく、アヴェンタドールからは少し斜め外側オープンするタイプに変更されています。
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